食事制限なしで痩せる!我慢せずに続くダイエット法を徹底解説
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2025 / 11 / 06
最終更新日:2025年11月6日
『ダイエット=食事制限』と思い込んでいませんか?
炭水化物を抜いたり、サラダしか食べなかったり──。
確かに一時的に体重は落ちますが、多くの人がリバウンドを経験します。
実際、私がパーソナルトレーナーとして多くの方を指導してきた中でも、「我慢のダイエット」ほど続かないものはありません。
痩せるために必要なのは、極端な制限ではなく、“食べながら体脂肪を落とす習慣づくり”です。
Contents
なぜ食事制限をしてもリバウンドするのか?

多くの人が陥るのが、「食べなければ痩せる」という思考です。
確かに摂取カロリーが減れば一時的に体重は減りますが、それは筋肉量の減少と代謝低下を招く危険な方法です。
食事制限ダイエットの失敗パターン
- 1日サラダやスープだけにする
- 炭水化物を極端に抜く
- お菓子を完全に禁止する
- 短期間で−5kgなどの過激な目標を立てる
こうした制限を続けると、身体は「飢餓状態」になり、脂肪を溜め込みやすいモードに入ります。
結果的に、元の食生活に戻した瞬間に体重がリバウンドし、以前より痩せにくい体になるのです。
食事制限なしで痩せるための3つの原則

ここからは、食事を我慢せずに痩せるための基本原則を紹介します。
① 「食べる量」より「食べ方」を意識する
ダイエット中こそ、食べないより“食べ方を整える”ことが大切です。
例えば同じカロリーでも、食べる順番や時間を意識するだけで脂肪のつき方が変わります。
- 野菜・たんぱく質 → 炭水化物の順で食べる
- 早食いせず、20分以上かけて食べる
- 夜遅くの食事は控える(理想は就寝2〜3時間前まで)
食べ方を整えるだけで、血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の蓄積を抑えられます。
② たんぱく質をしっかり摂る
食事制限なしで痩せたいなら、たんぱく質摂取が最重要です。
筋肉を維持・増やすことで基礎代謝が上がり、自然と「太りにくく痩せやすい体」になります。
おすすめ食品:
- 鶏むね肉、卵、魚、納豆、ギリシャヨーグルト、プロテインなど
1日の目安は、体重×1.5〜2g のたんぱく質。
たとえば60kgの人なら90〜120gを目指しましょう。
③ 運動で代謝を上げる
食べながら痩せるには、「消費カロリーを増やす」ことも必要です。
特におすすめは、筋トレ×有酸素運動の組み合わせ。
- 週2〜3回:筋トレ(自重またはジム)
- 毎日:1万歩を目安にウォーキング
筋トレで筋肉を刺激し、有酸素で脂肪を燃やす。このサイクルを作ると、食べても太りにくい体質になります。
食事制限なしでも痩せる具体的な食事例

ここでは、実際にトレーナーが指導している“食べながら痩せる食事”の一例を紹介します。
朝食
- オートミール+卵+バナナ+コーヒー
→ 血糖値を安定させ、代謝を上げる朝食
昼食
- 鶏むね肉のグリル+玄米+サラダ+味噌汁
→ バランスの取れた「黄金比(PFC)」を意識
夕食
- 魚+豆腐+野菜スープ+キムチ少々
→ 消化に良く、睡眠中の脂肪燃焼をサポート
間食にプロテインバーやナッツを取り入れるのも◎。
無理に「食べない」より、正しいタイミングで食べる方が体はスムーズに変わります。
ストレスを溜めない工夫が成功のカギ

「我慢しないダイエット」が成功する理由は、ストレスが少ないからです。
どんなに完璧な方法でも、続かなければ意味がありません。
80点主義でいい
完璧にやろうとすると、1回の失敗で心が折れます。
大切なのは「80点を継続すること」。
多少食べすぎても、次の食事でリセットすればOK。
チートデイをうまく使う
週1回、好きなものを食べる「チートデイ」は、心のリフレッシュにもなります。
食べる喜びを完全に奪うと、反動が必ず来ます。
※ただし“暴食”ではなく“計画的なご褒美”にすることがポイントです。
睡眠とストレス管理は脂肪燃焼スイッチ
睡眠不足は食欲ホルモン(グレリン)を増やし、満腹ホルモン(レプチン)を減らします。
「寝不足=太りやすい」というのは科学的にも事実です。
また、ストレスが溜まると「コルチゾール」というホルモンが分泌され、脂肪を溜め込みやすくなります。
だからこそ、“休む勇気”もダイエットの一部と考えましょう。
無理なく続く“食べ方のルール”を作る

食事制限なしでも痩せるには、「食べないルール」ではなく「食べ方のルール」を作ることが大切です。
① 炭水化物は悪ではない
糖質=太る、と思っていませんか?
実は、炭水化物をしっかり摂らないと筋肉が落ち、代謝が下がってしまいます。
大事なのは質とタイミング。
- 朝・昼はしっかり、夜は少なめ
- 白米より玄米やオートミール
- パンよりもおにぎりやさつまいも
糖質を完全に抜くのではなく、“良い炭水化物”を選ぶことがポイントです。
② 脂質は控えるより“選ぶ”
脂質はホルモンの材料にもなる重要な栄養素。
ただし、摂る脂の種類によって体脂肪への影響が大きく変わります。
避けたい脂:マーガリン・ショートニング・揚げ物
摂りたい脂:オリーブオイル、アボカド、ナッツ、青魚
脂質=悪ではなく、「正しい脂」を選ぶことで、健康的に引き締まった体を作ることができます。
③ 満腹より“7分目”を意識
お腹いっぱい食べてしまうと、消化にエネルギーを奪われて代謝が落ちます。
「あと少し食べられるな」くらいで止めるのが理想。
ゆっくりよく噛みながら食べることで、脳が満腹を感じるまでのタイムラグ(約20分)を利用しましょう。
“食べる量”ではなく“食べ方”が体を変えます。
運動を「義務」ではなく「習慣」にする

ダイエットを継続できる人とできない人の差は、「運動の捉え方」です。
多くの人は、「運動=やらなきゃいけないこと」と思い込んでいますが、それでは続きません。
① “完璧なトレーニング”を目指さない
週5回ジムに行くのが理想でも、現実的には難しい人も多いですよね。
そんな時は、「短くてもいいから続ける」ことを意識してください。
たとえば──
- 通勤で1駅歩く
- 家でスクワット10回だけする
- 寝る前にストレッチをする
1日10分でも“毎日動く人”と“やる日とやらない日がある人”では、半年後の体がまったく違います。
② モチベーションを維持する仕組みを作る
「やる気が出たら運動しよう」ではなく、やる気が出なくてもやる仕組みを作ることが大切。
具体的には、以下のような方法が効果的です。
- トレーニングウェアを前日に準備しておく
- SNSや日記で記録を残す
- ジム仲間・トレーナーと一緒に目標を共有する
行動を“習慣化”させる仕組みを整えれば、モチベーションがなくても体は勝手に変わっていきます。
③ 「理想の体を手に入れた未来」を明確に描く
ダイエットは、最終的に「なぜ痩せたいのか」が明確な人ほど成功します。
「自信を持ちたい」「服をかっこよく着こなしたい」「人生を変えたい」
──どんな理由でも構いません。
その目標を紙に書く、スマホの待受にするなど、常に意識できる環境を作りましょう。
モチベーションは“外から”ではなく“自分の中から”生まれるものです。
外食・飲み会でも太らない選び方

「外食が多いから痩せられない」と悩む人も多いですが、ポイントを押さえれば問題ありません。
食事制限なしのダイエットでは、外食をコントロールするスキルが非常に重要です。
① メニュー選びのコツ
外食では「タンパク質+野菜」を中心に選びましょう。
- 焼肉なら:赤身肉・ハラミ・鶏むね肉を中心に
- 居酒屋なら:刺身・冷奴・サラダ・焼き魚など
- イタリアンなら:前菜+魚料理、またはパスタ少なめ
炭水化物を完全に抜くのではなく、量を調整して楽しむのがコツです。
② 飲み会でも太らないドリンク選び
お酒を飲むときは、糖質の少ないものを選びましょう。
おすすめ:ハイボール、焼酎、ワイン(赤)
避けたい:カクテル、ビール、日本酒
飲みすぎを防ぐために、アルコール1杯に対して水を1杯のペースを意識しましょう。
これだけで翌日の浮腫みや体重増加が大幅に変わります。
ダイエットは「ライフスタイル設計」
最後に覚えておいてほしいのは、ダイエットは一時的なイベントではなく、“生き方”の一部だということです。
① 「痩せること」がゴールではない
本当の目的は「痩せた後に、どう生きるか」。
自信がつき、仕事にもプライベートにもエネルギーが湧く。
そのための手段として“ダイエット”があるだけです。
短期間で体重を落とすことよりも、一生続けられる食事と運動の習慣を身につけましょう。
② 周りと比べない
SNSを見ると、美ボディの人たちがたくさんいますよね。
でも、他人と比べるほどモチベーションは下がります。
比べるべきは「昨日の自分」です。
毎日の小さな成長が、あなたを確実に変えていきます。
③ “続ける人”が最終的に勝つ
痩せるスピードよりも、続ける力。
1ヶ月で−5kgより、半年かけて−3kgの方がリバウンドしにくく、体も健康的に変わります。
焦らず、地道に。
その積み重ねが、最も確実な成功法です。
良くある質問
本当に食事制限なしで痩せられるのですか?
可能です。ただし「何でも好き放題食べてOK」という意味ではありません。
「食事制限なし」とは、極端にカロリーを削らず、栄養バランスを整えることを意味します。
代謝を落とさず、満足感を保ちながら自然と脂肪を減らしていくスタイルです。
間食をしても大丈夫ですか?
タイミングと内容を工夫すればOKです。
血糖値の急上昇を防ぐために、ナッツ・ゆで卵・プロテイン・ヨーグルトなど、脂質とたんぱく質を含む軽食を選びましょう。
夜遅くに食べるのは太りますか?
「時間」よりも「内容」と「1日の摂取量」のほうが重要です。
夜に食べても、1日のトータル摂取カロリーが消費を超えなければ太りません。
運動はどれくらい必要ですか?
週2〜3回、30〜60分程度の運動を継続するのが理想です。
食事制限をしない分、日常的な活動量を増やすことが鍵。
本日の著者

○名前 糸井 元哉 (いとい もとや)
○趣味:都内のお洒落カフェ巡り
○実績
2024 APF GUARDNER BELT CUP クラシックサーフ部門 3位
店舗詳細

- パーソナルジムBEYOND 溝の口店
- 神奈川県川崎市高津区溝口2-14-31 MSメディカルビル6A
- 営業時間 8:00~23:00
- 電話番号 044-811-0810
パーソナルジムに通うべきか迷っている方へ──
「効果はどれくらい続ければ出るの?」「いつまで続けるのがベスト?」そんな疑問にお応えします。
パーソナルジムは、短期間のダイエット目的から、長期的なボディメイクや健康維持まで、目的に応じて柔軟に通い方を選べます。
特に「確実に結果を出したい」「運動初心者で続けられるか不安」といった方には、食事指導や正しいフォームを学べるパーソナル指導が効果的です。
まずは体験にお越しいただき、自分に合った継続期間や通い方を見つけましょう。
BEYOND溝の口店では、あなたの目標に寄り添った最適なプランをご提案いたします。

