冬こそダイエットのチャンス!寒い季節に脂肪が燃えやすくなる理由とは?
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2025 / 10 / 30
最終更新日:2025年10月30日
「冬は太る季節」と思っていませんか?
忘年会やお正月など、イベント続きで食べすぎてしまう人も多いでしょう。
しかし実は、冬は1年の中で最も痩せやすい季節なんです。
寒い季節こそ代謝が上がり、脂肪燃焼のスイッチが入りやすいタイミング。
この記事では、パーソナルトレーナーの視点から、
「なぜ冬は痩せやすいのか?」という科学的根拠と、
「冬をダイエット成功の季節に変える方法」を詳しく解説していきます。
Contents
冬は太るは勘違い?

「冬は太る季節」と思っていませんか?
実はそれ、大きな勘違いなんです。
確かに、冬はイベントも多く食事量が増えやすく、寒さで外出や運動の機会が減るため“太りやすい印象”を持たれがち。
しかし、体の仕組みで見ると冬は最も脂肪が燃えやすい季節です。
その理由は「寒さによる体温維持反応」。
人間の体は外気温が下がると、体温を保つためにエネルギーを消費します。
つまり、何もしていなくてもカロリーを多く使う状態になっているということ。
さらに、体温を上げるために血流や心拍数が上がり、基礎代謝(=生きるために必要なエネルギー量)が自然と上昇します。
その結果、同じ運動をしても夏より冬のほうが脂肪が燃えやすいのです。
たとえば、室温20℃以下の環境で30分ウォーキングをすると、夏の同じ時間よりも平均で約10〜15%カロリー消費が多いという研究もあります。
つまり、冬は“太りやすい季節”ではなく、「痩せやすいのにサボりやすい季節」なんです。
この意識を変えるだけで、冬のダイエット成果は大きく変わります。
寒さで“基礎代謝”が自然に上がる仕組み

冬になると、気温が下がることで私たちの体は「体温を維持するためにエネルギーを使う」ようになります。
この反応こそが、冬に痩せやすい最大の理由です。
体温維持に大きく関わるのが「褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)」。
この細胞は、脂肪をエネルギーとして燃焼させ、熱を作り出す働きを持っています。
つまり、寒い環境にいることで、脂肪を“熱”に変える細胞が活性化するのです。
特に褐色脂肪細胞は「肩甲骨の間」「首の後ろ」「背中の上部」に多く存在します。
寒さを感じることで自動的にこの細胞が働き、同じ生活をしていても、冬の方が1日の消費カロリーが多くなるという仕組みです。
また、寒い環境では「ノルアドレナリン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは脂肪分解を促し、体脂肪をエネルギーとして使いやすくする効果があります。
つまり、冬はホルモンの働きでも脂肪燃焼が優位になる季節なんです。
さらに、寒さによって血流が良くなり、酸素が体内をめぐることで、筋肉の代謝も高まり、結果的に1日の総消費エネルギーが上がる。
ただし、暖房でぬくぬく過ごしてばかりだと、この「寒さ刺激」が得られません。
理想は「少し肌寒いと感じる時間を1日20〜30分ほど作る」こと。
たとえば、朝の通勤やウォーキングを軽めの上着で行うだけでも、褐色脂肪細胞の働きを自然に引き出すことができます。
寒さを“敵”ではなく“味方”にする。
この考え方こそが、冬ダイエットを成功させる第一歩です🔥
冬に痩せやすい人・太りやすい人の違い

同じ「冬」でも、痩せる人と太る人がいるのはなぜでしょうか?
答えはシンプルで、“代謝を活かせる生活をしているかどうか”にあります。
痩せやすい人の特徴
- 活動量が多い(外出・運動の習慣がある)
 寒くても動く人は、筋肉が温まり代謝が上がりやすい。
 通勤で階段を使う・1日15,000歩を目標にするだけでも大きな差が出ます。
- 温かい食事を中心にしている
 体を温める味噌汁・スープ・鍋などを習慣化している人は、冷えにくく代謝も高め。
- 睡眠・ストレス管理ができている
 睡眠不足やストレスは、食欲を乱すホルモンを増やし過食につながります。
 7時間以上の睡眠+軽いリラックスタイムを確保できる人は痩せやすい傾向に。
太りやすい人の特徴
- 寒いからといって動かない
 暖房の効いた部屋で1日中座っていると、血流も代謝も低下。
 “冬眠モード”のような状態になり、消費カロリーが激減します。
- 炭水化物・脂質中心の食事になりやすい
 冬はお米・パン・お菓子など「温かくて手軽な高カロリー食」に偏りがち。
 糖質と脂質を一緒に摂ると、脂肪が蓄積されやすくなります。
- ストレスや睡眠不足で暴食する
 寒さや日照時間の短さがメンタルに影響し、甘いものを求めやすくなります。
つまり、冬に痩せる人は「代謝を活かす生活」を自然に続けている人。
一方で、太る人は「代謝を止める行動」を無意識にしている人です。
「寒いから動かない」ではなく、
「寒いからこそ燃える」と捉えることで、冬の結果は180度変わります🔥
冬ダイエットで意識すべき3つのポイント

冬は“痩せやすい季節”と言われますが、実際に結果を出すにはちょっとした意識の差が重要です。
ここでは、リバウンドせずに冬をチャンスに変えるための3つのポイントを紹介します。
食事:体を温める&栄養バランスを意識する
冬は冷えで代謝が下がりやすいため、温かい食事を中心にすることが大切。
たとえば、鍋・味噌汁・スープなどで体を内側から温めましょう。
また、代謝を支える「たんぱく質」も必須。
朝に納豆+味噌汁+雑穀米、夜に鶏むね肉や魚などを意識すると、筋肉量を維持しながら脂肪を燃やせます。
避けたいのは、パンやお菓子など“手軽で高カロリー”な冬の定番。
体を温めるどころか、糖質過多で脂肪が増えやすくなります。
運動:短時間でも「継続できる」ことを優先
寒い季節は外出が億劫になりますが、そこで止まると代謝も一気に低下します。
重要なのは「完璧な運動」ではなく、毎日体を動かす習慣を途切れさせないこと。
・1日15,000歩を目標にする
・朝に5〜10分だけストレッチをする
・週2〜3回は筋トレ(特に下半身・体幹)
こうした積み重ねが“冬の代謝力”を最大化します。
筋肉は体を温める“天然のヒーター”。筋トレを継続する人ほど、寒さに強くなり、痩せやすい体質になります。
生活リズム:睡眠とストレス管理で暴食を防ぐ
冬は日照時間が短く、体内時計が乱れやすい季節。
その結果、睡眠の質が下がり、食欲を増進させるホルモン(グレリン)が増えやすくなります。
だからこそ、夜更かしせず、朝は太陽の光を浴びること。
加えて、入浴やストレッチなど“1日のリセット習慣”を持つと、暴食を防ぎやすくなります。
ストレスが溜まったときは「我慢」よりも「リカバリー」が大事。
食べすぎた翌日は、タンパク質中心+早めの就寝で帳消しにできます。
3つのポイントを意識するだけで、「冬に太る」が「冬に引き締まる」へと確実に変わります。
よくある質問
冬は本当に痩せやすいんですか?
はい。寒さで体温を維持しようとするため、基礎代謝が上がりやすい季節です。
ただし、動かない・食べすぎると当然太ります。
 
冬のダイエット中におすすめの食べ物は?
体を温める「鍋」「味噌汁」「生姜入りスープ」などがおすすめ。
代謝を支えるタンパク質(鶏むね肉・魚・卵)も積極的に摂りましょう。
 
寒くてジムに行きたくない時はどうすれば?
無理に外出しなくてもOK。
自宅でできるスクワット・プランク・腕立て伏せなどの「自重トレ」で十分。
「完璧にやる」よりも「続けること」が一番の近道です。
 
本日の著者

○名前 糸井 元哉 (いとい もとや)
○趣味:都内のお洒落カフェ巡り
○実績
2024 APF GUARDNER BELT CUP クラシックサーフ部門 3位
店舗詳細

- パーソナルジムBEYOND 溝の口店
- 神奈川県川崎市高津区溝口2-14-31 MSメディカルビル6A
- 営業時間 8:00~23:00
- 電話番号 044-811-0810
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