溝の口のパーソナルジム|【公式】BEYOND溝の口店

ファスティングは効果ある?脂質制限ダイエットとの使い分け

最終更新日:2025年10月6日

近年SNSでも注目を集める「ファスティング(断食)」
一定期間食事を制限することで体をリセットし、短期間で体重が落ちやすいと話題になっています。
ただその一方で、「ファスティングで痩せたけどすぐリバウンドした」「筋肉が減って代謝が落ちた」など、デメリットを感じた人の声も少なくありません。

一方で、BEYONDが推奨しているのは脂質制限ダイエット
体のエネルギーバランスを整え、筋肉を維持しながら脂肪を減らす、長期的に成功しやすい方法です。

ファスティングとは?

エステプロラボファスティング用の食べ物

ファスティングの目的

ファスティングとは、一定期間食事を断つことで消化器官を休ませ、体内環境を整える健康法です。
「断食」というとハードな印象を持つかもしれませんが、実際は水分や酵素ドリンクなどを摂取しながら行う「プチ断食」スタイルが主流。

目的は単に体重を落とすことではなく、

  • 食欲のリセット
  • 消化の改善
  • 睡眠や肌質の向上
    など、“体の調子を整える”ことにあります。

体内で消化が行われていない時間が増えることで、代謝やホルモンバランスが整うという考え方です。
短期間で体をスッキリさせたい人、食生活をリセットしたい人に人気の方法となっています。

ファスティングの効果

ファスティングによる効果として、主に次のような変化が期待できます。

  • 一時的な体重減少(主に水分や糖質由来)
  • 食欲のコントロール
  • 胃腸の休息による消化改善
  • 睡眠や肌の調子が整う

ただし、「体脂肪が落ちる=痩せた」とは限りません。
ファスティングで減る体重の多くはグリコーゲン(糖)と水分によるもの。
一時的に体重が軽くなっても、食事を戻すと元に戻りやすいのが特徴です。

また、断食中はエネルギー源が不足するため、体は筋肉を分解してエネルギーに変えることもあります。
つまり、見た目が引き締まるどころか、筋肉が減って代謝が落ちるリスクもあるのです。

ファスティングの注意点

ファスティングを行う上で注意したいのは、「やりすぎ」と「回復食の失敗」。
長期間の断食や、準備・回復食をおろそかにすると以下のようなトラブルが起こりやすくなります。

  • 倦怠感、集中力の低下
  • 筋肉量の減少
  • 代謝の低下によるリバウンド
  • ホルモンバランスの乱れ

特に筋トレをしている方やボディメイク中の方は、筋肉の分解が起こると体づくりの進捗が一気に逆戻りする可能性もあります。
ファスティングはあくまで「一時的なリセット法」であり、日常的な減量手段ではないことを理解しておく必要があります。

脂質制限ダイエットとは?

鶏胸肉

脂質制限ダイエットの基本

脂質制限ダイエットとは、1日の摂取カロリーのうち脂質の割合を抑えることで、総摂取カロリーを自然に減らしていく方法です。
脂質は1gあたり9kcalと、炭水化物やタンパク質(1gあたり4kcal)に比べて倍以上のカロリーがあります。
そのため、脂質を減らすことで効率よくカロリーコントロールができ、体脂肪を落としやすくなります。

BEYONDでは、筋肉を維持しながら健康的に脂肪を減らすことを目的に、この脂質制限を推奨しています。
単に体重を落とすのではなく、「引き締まった体をつくる」ための現実的で再現性の高い食事法です。

脂質制限のメリット

脂質制限ダイエットには、次のようなメリットがあります。

  • 筋肉を維持しながら脂肪を落とせる
    → タンパク質と炭水化物をしっかり摂取できるため、トレーニングのパフォーマンスを維持しやすい。
  • リバウンドしにくい
    → 食事量を極端に減らさないため、代謝を落とさず継続しやすい。
  • 食べながら痩せられる
    → 主食(ごはんやパン)をある程度摂取できるため、ストレスが少ない。

BEYONDでも多くのお客様がこの方法でボディメイクを成功させています。
無理な我慢を強いられるわけではなく、「しっかり食べながら変わる」ことが最大の強みです。

ファスティングとの違い

ファスティングは「短期的な体のリセット」、脂質制限は「長期的な体づくり」。
この2つの目的が全く異なる点を理解することが大切です。

比較項目ファスティング脂質制限ダイエット
目的体のリセット・食習慣の見直し体脂肪を減らし、代謝を高める
期間短期(1〜7日)中長期(1〜3ヶ月以上)
食事量極端に制限適度に制限
筋肉維持難しい可能
リバウンドしやすいしにくい
向いている人食生活を立て直したい人引き締まった体を目指す人

つまり、ファスティングは一時的に“リセット”したい時に使うもので、
本格的に痩せたい・体を変えたい人は脂質制限を選ぶべきというのがBEYONDの考え方です。

ファスティングと脂質制限の正しい使い分け方

腹囲を図る女性

目的に合わせて使い分けるのが正解

ファスティングと脂質制限は、どちらが優れているというよりも目的によって使い分けることが大切です。
簡単に言うと、

  • ファスティング=リセット・調整用
  • 脂質制限=本格的なダイエット用
    という位置づけになります。

たとえば、暴飲暴食が続いたあとや、食生活をリセットしたいときにファスティングを短期間取り入れるのは効果的。
その後に脂質制限ダイエットへ移行することで、代謝を落とさずにスムーズに減量フェーズへ入ることができます。

BEYONDトレーナーが推奨する理想的な流れ

以下は、BEYONDが推奨する現実的でリバウンドしにくいステップです。

  1. 準備期(1〜3日)
    → 食事量を少しずつ減らし、脂っこいものやアルコールを控える。
  2. ファスティング期(1〜3日)
    → 酵素ドリンクや電解質を摂りながら内臓を休める。
  3. 回復期(2〜3日)
    → 消化の良い食事(おかゆ・スープ・豆腐など)から戻す。
  4. 脂質制限ダイエット移行(1〜3ヶ月)
    → タンパク質中心の食事で、筋肉を維持しながら脂肪を落とす。

この流れを意識すると、ファスティングで整えた体を無駄にせず、その後の減量効率を最大化できます。

注意すべきポイント

ファスティングを行った後、すぐに通常の食事に戻すと、体が「栄養をため込みやすいモード」に入っており、リバウンドしやすくなります
そのため、回復期をきちんと取ることが何より大切です。

また、脂質制限に移行した後も、

  • タンパク質をしっかり摂る(体重×1.5〜2gが目安)
  • 脂質は全体カロリーの20〜25%に抑える
  • 炭水化物はトレーニング量に合わせて調整する
    といった基本を守ることで、健康的かつ見た目の変化を実感しやすくなります。

こんな人におすすめの使い分け

状況おすすめの方法
最近食生活が乱れている1〜2日のファスティングでリセット
停滞期を打破したい2〜3日のファスティングで代謝を整える
本格的に痩せたい脂質制限ダイエットを継続
リバウンド経験があるファスティングではなく脂質制限中心

ファスティングはあくまで「整えるためのスイッチ」。
痩せるためのメイン手段は脂質制限による安定したエネルギーコントロールです。

ファスティングは一時的、脂質制限は継続的。

腸内環境のイメージ画像

ファスティングと脂質制限は、どちらも「体を変えるための手段」ですが、役割がまったく違います。

  • ファスティングは一時的なリセット法。
    → 暴飲暴食のリセットや、腸内環境を整えたいときに最適。
  • 脂質制限は、継続的な体づくりのための王道ダイエット。
    → 筋肉を維持しながら脂肪を減らし、リバウンドを防ぐ。

この2つを混同して「ファスティングで痩せ続けよう」とすると、
筋肉量の低下や代謝の低下につながり、結果的に太りやすい体質になってしまうこともあります。

本日の著者

トレーナー

○名前 糸井 元哉 (いとい もとや)

○趣味:都内のお洒落カフェ巡り
○実績
2024 APF GUARDNER BELT CUP クラシックサーフ部門 3位

店舗詳細

ビヨンド溝の口
BEYOND溝の口店

  • パーソナルジムBEYOND 溝の口店
  • 神奈川県川崎市高津区溝口2-14-31 MSメディカルビル6A
  • 営業時間 8:00~23:00
  • 電話番号 044-811-0810

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